箱膳の食事から学ぶこと…
2015年 05月 25日




箱膳は室町時代のお寺で発祥し、
江戸時代に庶民まで広く浸透し、
昭和の始めころまで使われていた小さな一人用の食台
飯碗や一汁一菜に使う一人分の食器を箱の中からだして、
蓋を裏返して箱に乗せると小さなテーブルに
センターでは今夜から暫く箱膳で食事
「いつまで箱膳を使うの?」
「みんなの食事姿勢がよくなるまで」
「それじゃ来年の春帰るまで?」
「え、お皿は洗わないの!」
「食べ終わったらお碗やお皿にお茶を入れて
ひときれ残しておいた沢庵ですすいできれいにするんだよ」
「もちろん、その沢庵を食べて味がついたお茶(白湯)を飲み干すんだよ」
「え~(^_^;)」
「皿洗いしなくていいので地球にやさしい食べ方」
「昔は水道がなくて水は貴重だった…水汲みは子どもがやったんだよ」
「だから食べた食器は布で拭いて、箱の中に収めたんだ」
「でもセンターではそこまでできないからいつものように洗うよ」
さて、箱膳の食事はいつまで続くのでしょうか?
くま